「あれ?洗濯機から水が出ない…」いつものように洗濯を始めようとしたら、給水が全く始まらないことに気づきました。蛇口は開いているのに、水の気配がない。もしやと思い洗濯機の周りを見てみると、床が少し濡れているではありませんか!そこで頭に浮かんだのが、「緊急止水弁」の作動でした。 以前、知人から洗濯機の水漏れ対策として「緊急止水弁付きの給水ホースがいいよ」と勧められて交換していたことを思い出しました。まさか、自分の家でその機能のお世話になるとは…。まずは慌てずに水漏れの箇所を探しました。ホースと蛇口の接続部分が少し緩んでいたようで、そこからじわじわと水が染み出している状態でした。 原因を特定したら、すぐに蛇口を閉めました。次に、洗濯機本体から給水ホースを取り外します。ホースを外すと、接続部分の奥に小さな赤いボタンが飛び出しているのが見えました。これが緊急止水弁が作動したサインだと、以前の説明書で読んだ記憶があります。その赤いボタンを指でしっかりと奥まで押し込むと、「カチッ」という小さな音がして、ボタンが元の位置に戻りました。これで弁がリセットされたようです。 リセットが完了したら、緩んでいた給水ホースの接続部分をしっかりと締め直し、洗濯機本体と蛇口に再接続します。今度は水漏れがないように、モンキーレンチを使ってしっかりと固定しました。 いよいよ通水テストです。ドキドキしながら蛇口をゆっくりと開けていくと、今度は水漏れもなく、無事に水が流れ始めました。洗濯機も正常に給水を開始し、いつもの洗濯機の音が聞こえてきたときは、心底ホッとしました。 この経験から学んだのは、緊急止水弁の重要性はもちろんのこと、その戻し方を知っておくことの大切さです。そして何より、給水ホースの接続部は定期的に緩みがないか確認するべきだと痛感しました。小さな点検の積み重ねが、大きなトラブルを未然に防ぐことに繋がるのだと改めて感じた一日でした。
洗濯機緊急止水弁作動!トラブル解決記